泣いた赤鬼

今日は末娘の学芸会。
最近の学芸会は、主役というものを置くと、主役に選ばれなかったり端役をやらされたりした子供の親から文句が出るからか、生徒に固定の役を与えずに、全体劇の形でやることが多くなってきているようです。
子供がどんな役でもそれが可愛くて楽しい学芸会、といったのどかな時代では今はないのでしょうか。
末娘の劇も、多少の個人差はあるものの、全員がひとつのセリフを言い合って物語を進める形のものでした。
演目は、「泣いた赤鬼」という、人間たちと仲良くしたい赤鬼とそのためにあえて悪役になった青鬼との友情のお話。ご存知の方も多い有名なお話です。
この話は、最初に読んだ時、目頭がジーンと熱くなってしまったのを覚えています。さすがに今日は、ビデオや写真をとるのに一生懸命で、そのセリフに入り込むことがなかったので、幸いにも私は不覚はとりませんでしたが、一緒に行った高校生の真ん中の娘はしっかり泣いていました。末娘の家でのセリフの練習に付き合っていたときにも感動したそうなのですが、あらためて本番で全体を見て感極まったようです。
「赤鬼にわざと殴られているときの青鬼の気持ちを考えたら泣けてくるよ」
劇が終わってから、そういうことを母親に話している子供を見て、それに対して私はちょっと目頭が熱くなって不覚をとってしまいました。
いい学芸会でしたね。

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