アイメッセージ

今日はある講演を聴きました。
とても心に入り込んでくる良い講演でした。
内容は、勤務先で管理者向けに開催されたもので、どうすれば人をうまく動かせるかということを、心理学の面から話をしていただいたものです。
  人間は人に対して、足りないところばかりに目が行く。
  足りているところは当たり前と思い、足りないとところには文句を言う。
  足りない部分に対して怒りがわくのは、うまくやってくれるだろうという期待から出る。
  その期待が第一感情であり、怒りは第二感情。
  相手には第二感情(怒り)を伝えても真意は伝わらない。
  第一感情(期待)を伝えなければ相手に本当の気持ちは伝わらない。
  第一感情は実は無意識に眠っている意識であり、それを自分で認識することが重要。
  なぜ自分は今怒っているのか、怒っている理由は何故なのかを知る。
  そうすれば、ユーメッセージではなく、アイメッセージで相手に自分を伝えられる。
  アイメッセージとは、私が主語の言い方。
  例えば、私は君に期待していたがこういうところを残念に思った。
  ユーメッセージとは、君が主語の言い方。
  例えば、なぜ君はうまく出来ないんだ。本当にダメなヤツだな。
  ユーメッセージは力でおさえるリーダーであり、そういうリーダーは嫌われる。
  力が強いうちは相手は従うが、相手が力を持つと従わなくなる。
  そういうリーダーは信頼されず、陰でいろんなことを言われる。
  権力は必ず人を堕落させる。
  正直な気持ちが入り込まないと、アイメッセージはうまく伝わらない。
  自分の正直な気持ちを言うと、相手になめられるとか負けるとよく言うが、
  大事なのは勝ち負けではない。
  うまくコミュニケーションをはかり幸せな状況を作ることが大事。
  死に向かってその人がどういう人だったかが問われる。
  産まれた時は、自分は泣き、それを見つめる周りの人は喜びで笑った。
  死ぬときは、自分は笑い、それを見つめる周りの人は惜しいと泣く。
  それが理想の人生であり死。
  そのために、どういう行動をとるのか、それが人生をどう生きたかということ。
  その時々の選択肢でどちらを選んできたかが問われる。
  人生を問うなかれ。人生が皆さんに問いかけてくる。
  笑顔は人間だけが表現できるもの。
  楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい。

一貫するのは、自分が部下やまわりの人々から嫌われる人間ではなく、好かれる人間になるということ。そのために、アイメッセージで自分の正直な気持ちを伝える、相手に感謝する、笑顔で接するということですね。とても共感しました。
また、講師がカウンセラーとして聞いた相方を亡くした夫や妻の思い、東京ディズニーランドでの相手を思いやるエピソードの話を、そういう例として話される場面では、私も含めて涙して聴いていた人が多かったです。
共感はするものの、自分を振り返ると、耳が痛い話が多かったです。
相手に期待を持っているからこそ、きつい言い方をしたり叱ったりする。
そう信じて行動してきましたが、立場を逆に考えると、真の意味もわからずに怒鳴られても確かに反発を覚えるだけです。
ぐっと第二感情はこらえて、本当の第一感情をきちんと正直に相手に伝える努力をしないといけません。これは、職場だけではなく、家族に対してもまったく同じだと思います。むしろ、家族に対してより配慮すべきことかも知れません。
当たり前のことを気づいてほめてあげる、感謝する。
それだけでも、相手はかわり、自分もかわることができるんでしょうね。
耳が痛いとすますだけではなく、少しずつでも自分を変えていきましょう。
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今日から年末年始の連休です。

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