ご存知の通り、先月末より休日の高速道路料金が上限1000円の50%割引になりました。
その恩恵を受けたいと思って、今月のぶらりひとり旅は高速道路で静岡に行くことにしました。
今回の目的もまた単純。
今回の目的は、友人から聞いていた有名な自然薯のおいしいとろろ汁を出していただける丁子屋さんというお店に行って、そこのとろろ汁を食べること。
先回の目的も、山口百恵の横須賀ストーリの「急な坂道を登る」というのと「山口百恵の通った小学校を見ること」でした。そんな馬鹿げた目的の旅が私のぶらりひとり旅なのです。
それだけのために出かけるのですから、かなりの偏屈です。
朝早く、東名高速で静岡に向かいます。
最初、東名高速道路に合流するところで、思いがけない渋滞。
快晴で割引後1000円ということで行楽客のクルマが多くなってきたのかと思いましたが、数キロ走るとその渋滞が嘘のように順調な流れに。単なる通常の自然渋滞だったようです。
安全&エコ運転にもかかわらず、静岡までの所要時間は1時間半。
結局は順調そのもので、割引後1000円になった影響は皆無でした。
静岡といえば、数年前までは静岡ホビーショーへの作品出展のために毎年2泊3日滞在していた懐かしい町です。最後に来たのは2005年ですのでちょうど4年ぶりになります。正直、あの頃の出来事は遠い昔のことのようなのに、まだ4年しか経っていないのかという驚きを感じてしまいます。
タミヤの本社も久しぶりに外から眺めてきました。
その近くに登呂遺跡があるのも今回はじめて知りました。
町の玄関である静岡駅もあらためて眺めてきました。
静岡駅は、静岡ホビーショーでの仲間うちの飲み会に行くために南口に集まったことはありましたが、今回は北口を見に行ってきました。静岡駅で感心したのは、北口のタクシー乗り場のスペースに一般車輌の乗降場所がかなり広くきちんと設けられていること。少しの間の送迎の乗り降りのためのスペースですが、なかなかここまで使いやすいように設けられている駅は少ないと思います。しかも、ルール違反の長い時間の駐車車輌もありません。名古屋駅では一時的な送迎のための一般車送迎場所など見たことがなく、いつも苦労しています。
北口の一角には、こんな銅像がたっていました。幼き頃の徳川家康こと竹千代の銅像です。竹千代といえばわが地元の松平の里か岡崎城のある岡崎だろうと思ったのですが、よく考えてみれば竹千代は幼い頃(後の説明には7歳から19歳までと記述)今川義元のもとで人質として暮らしていましたので、ここ静岡(駿府)が竹千代の育った場所というのは当然のことかも知れません。
そうこうしているうちに、丁子屋さんの開店時刻の11時が迫ってきました。
丁子屋さんは静岡駅北口から6Kmほど西、クルマで10分程度のところにあります。東海道丸子(鞠子)宿にある当時の面影の残る茅葺の建物が丁子屋さんです。着いたのは開店前だったのですが、けっこうかなりの人が入り口に集まっています。やはり人気なんですねぇ。
11時になったら15個ほどテーブルが置かれた大広間に案内されます。私は一番奥の端の落ち着いた場所に案内されました。頼んだのは、基本のセットとなる「丸子」。とろろ汁、麦入りご飯、味噌汁、お新香、薬味がついていて1380円です。麦入りご飯はおひつで運ばれてきて、全部食べると無料でおかわりできます。
味は素朴で土の香りの感じられるようなとろろ汁で、とても食が進みます。食べ方は、茶碗に麦入りご飯を半分ほどいれて、それに米が泳ぐくらいとろろ汁をいれて薬味をふりかけてザアザア音たてて流し込むのだそうです。その通りに食べたのですが、おいしくて4杯くらい食べちゃいました。(さすがにおひつ全部は食べきれませんでしたが・・・)
中の通路には丁子屋さんを訪れた芸能人の写真がかなり数多く飾られていました。へぇ、こんな人も着ているんだと重いながら楽しく眺めていました。大広間の天井付近に安藤広重の東海道五十三次(レプリカ)が飾られていたのも壮大で楽しめました。
会計の時、女性店員さんが、「遠くからのお越しですか?」と尋ねてくださったので、期待を裏切らないように、「ええ、名古屋からこのためにだけ来ました」と答えちゃいました。ここの店員さん、みなさん気持ちよい対応をしていただけるのも嬉しいことでした。機会があればまた来ることにしましょう。
店の外に出ると、店と反対側の道沿いに桜の木があって、風が吹くと見事な桜吹雪が舞います。その桜吹雪の中の丁子屋さんの写真を撮ろうと頑張りましたが、その雰囲気、伝わるでしょうか?
ガソリン代はそれなりにかかりますが、1000円高速道路はこういう気楽な楽しみを提供してくれます。行きたいと思っていても遠くで行けないというお店、けっこうありますよね。今回、そういう目的のための遠出をしてみたらいかがでしょうか。
今回も大変満足なぶらりひとり旅でした。
「丸子宿でとろろ汁を喰らう」ぶらり旅
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