無責任・・・親の怒りと悲しみはどこへ・・・

昨日、浜名湖で中学生20名を乗せたボートが転覆し、女子生徒1名が亡くなりました。
こういう子供が犠牲になった事故や事件があると、つい自分がその子の親だったらと想像してしまいます。
たぶん、親御さんは、元気に送り出した娘がなぜこんなことになったのか、その時の娘の気持ちや苦しさは幾ばくのものだったか、そういうことで胸が張り裂けんばかりの悲しみの中だと思います。
「なぜ?なぜ?なぜ?」そういう思いで、自分をも責めてしまうでしょう。
こんなことになるならば、あの時こうしておいてあげればよかった・・・
こんなことになるならば、あの時もっと優しくしてあげればよかった・・・
誰に、何処に、この悲しみと疑問をぶつければよいのかわからない状況でしょう。
こういう訓練は、怖いとか危険だとか思っても先生や指導員の指示が絶対で、生徒の側から異論を唱えることはできないのが普通です。その状況が命にかかわる危険を持っていたとしても、生徒達は、従順にその指示に従うものです。
それは、先生や指導員という「大人」を「子供」が信頼しすべてを委ねているからに他なりません。
親も同じです。
まさか、学校の授業や活動で、自分の子供が死に追いやられることなど、想像もしていません。
想像するどころか、「自分の子供は先生が守ってくれる」と思って、それを信頼して学校に大切な子供を預けているのです。
このような学校側の手抜きと思える事故が起きるたびに思います。
学校側や教育委員会側は、親と子供のそういう信頼感をきちんと受け止めているのでしょうか。
生徒を大切なひとりひとりだと思っていたら、生徒全員が自分の子供だと思っていたら、今回のような強行の判断になったのでしょうか。
「悪天候の時の協議のルールを知らなかった」
「注意報が出ていることを知らなかった」
教えてくれなかったから、私は判断できなかったし責任もない、なぁんて無責任さを感じるのは私の性格がひん曲がっているせいでしょうか。
とにかく、親御さんの心情を一番に考えてあげる、それが一番大切なことだと思います。
親御さんに謹んでお悔やみを申し上げ、女子生徒のご冥福を心よりお祈りいたします。

コメント

  1. Spitfire Mk.24 より:

    こんばんは。初めまして。
    RSSリーダーに登録していつも読ませていただいています。
    私、中学校教師です。おっしゃってること、全くその通りだと思います。教師は子供の安全を第一に考えて、少しでも不安があれば訓練を強行せず、中止しなくてはいけなかったはずです。手順がどうとか、マニュアルがどうとかいう問題ではないのに、現場にいた誰一人、「普通」の「まとも」な判断ができていないことに驚くと同時に、同業者として恥ずかしさと申し訳なさでたまらない気持ちです…。亡くなった中学生のご冥福を祈るとともに親御さんにはお悔やみを申し上げます、としか言えません…。

  2. Warachan(遊戯人) より:

    Spitfire Mk.24さん。
    はじめまして。
    私も娘のいじめ問題で、一時は教師に対して信頼を失いかけた親のひとりです。
    今は、Spitfire Mk.24さんのような先生方がほとんどだと信じたいです。
    ありがとうございました。