危機感

10月10日に「日本の将来」という内容を思うがままに書き綴りましたが、ポイントがボケてしまっているような内容でしたので公開を控えました。
その関連のような内容になりますが、あらためて書きたい事を綴ります。
とうとう対ドルの円為替レートは81円になりました。
70円台突入もそう遠くはないかも知れません。
こういう状況では、日本の輸出企業はととても苦しいと思います。
海外企業の技術力はまだ日本企業とは差があるとしても、それは以前のように段違いの差ではなくなってきています。なかには、日本製品よりも商品力のある製品も多くなってきています。
それに加えて、
韓国は、韓国企業の国際競争力を高めるために、輸出先の国とFTAを締結することを進めています。
中国は、早急な人民元の為替切り上げの牽制したり、海外企業の進出に対し技術を出させるような制限をかけています。
それぞれ自国の企業の競争力を維持・向上させるために、国がしたたかに自国企業を「支援」しています。
それは、企業が国を潤すということをきちんとわかっていて、企業が世界で勝ち抜くためには企業の力だけでは無理だということも知っているからではないでしょうか。韓国のFTA締結では、国内に関税ゼロで農作物が輸入されることになり打撃を受ける国民も出てきます。それでも、国の将来を考えれば世界で通用する企業を支援するほうが国益になると判断しているのでしょう。
そういうしたたかな国相手に、日本は大丈夫なのでしょうか。
このままでは、日本の企業は日本で作ったものでは世界で戦えなくなります。
国外に生産を移す事はもちろん、会社自体を国外に移すなんてこともありえなくもありません。
そうなれば、日本での雇用は縮小し、企業による納税額も縮小し、それで日本は成り立つのでしょうか。
たぶん、その時は国民も日本脱出なんでしょうね。
脱出できない人たちが、この国で質素に暮らす・・・
嫌ですね、そういう想像。
でも、その危機感や不安感がこういう状況では結構リアル感があるんです。
そのうち、テレビを選ぶときは、サムスンにするかLGにするかという時がそう遠くない日に来るかもしれません。
シャープやソニー、パナソニック製品は片隅に少し・・・
いや、違うかもしれませんね。
メイドインジャパン以外のシャープ、ソニー、パナソニック製品が安く並んでいて、その開発も日本以外でおこなっているかも知れません。
そんな危機感や不安感で萎縮しても仕方ありません。
日本でしか開発・生産できなくて世界に通用するものを見つけなくては生きる道がないとすれば、それが何かを考えなくてはいけないということです。
でもそれは、国として一致団結して進めなければ容易なことではありません。

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