先週はインフルエンザモドキで静養していましたので、ベッドに横になりながら愛知県知事選の政見放送を聞いていたとき、「内需拡大で雇用を増やします。TPPには断固反対します。」なぁんてことを話をしていた候補者がいましたね。
私には理解不能。
今まで日本を支えてきた(外貨を稼ぎ、雇用を創出してきた)電機などの工業製品製造企業は、国際競争力を弱めて韓国に大きく引き離されています。こんな状況がひどくなると、雇用拡大も内需拡大のための外貨も稼ぐことはできません。
製造業はそのうちに工場だけではなく本社も海外に置くことになっていくのではないか、と思ってしまうほどこの国の現状には危機感を感じます。
昨日あった自動車会社の決算発表。
かろうじて回復傾向にはあるものの、売上高に対する利益率は2%台。同じ自動車会社でも、国内での生産台数が1/3以下のところは、売上高は半分以下なのに利益は互角。こんな円高環境では国際的に戦う製造業は海外に出てゆけと言っているようなものです。
政治も国民も、外貨を稼ぐ日本経済を担う企業を守ろうとしない。そういう国ならば、国内での雇用なんて気にせずに海外に生産拠点を移せば良い。
ならば、TPP反対もどうぞご自由にと言える。農業や金融などがこの国の将来を担ってくれる産業ならば、それでけっこう。大きな企業が出て行けば、海外からの度労働力も不要になるから日本民族だけで慎ましやかに暮らして行けば良い。
こんな国のために、国内雇用を守るなんて考えは早いうちに捨てよう。
こんな国のために、高い税金を払おうなんて考えは早いうちに捨てよう。
そんな愚痴でも言いたくなるほど、今の日本は有能な船頭たちがいないのです。
海外生産のススメ
徒然の思い

コメント