「京都・東山花灯路と観梅」ぶらり旅・その4 ~堀川通を下る~

一条戻橋に行く前に、一条戻橋と関係の深い陰陽師・安倍晴明が祀られている晴明神社に行くことにします。晴明神社はマニアに人気のパワースポットでもあります。
晴明神社の前には、大正11年から平成7年まで実際に使われていた、旧一條戻橋が復元されています。その脇には、式神の石像がちょっと不気味な感じで鎮座されています。神社のいたるところに魔よけの記号である「五芒星」が掲げられています。販売所には、「五芒星」のついたお守りなどが売られていますので、パワーが必要な人はぜひ買ってみてください。さらに境内には、晴明が念力で湧出させた、病気平癒のご利益があるという水が湧き出る井戸「晴明井」があります。飲んでも問題ないそうですが、ご利益を後で知ったので飲まずに帰って来てしまいました。次に行く機会があれば、ぜひ飲んでみましょう。

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晴明神社・一の鳥居
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晴明神社・鳥居と本殿
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晴明神社・本殿
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晴明神社・手水舎
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晴明神社・晴明井
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晴明神社・旧一條戻橋と式神石像

晴明神社の後は、いよいよ、杉下右京と神戸尊に成り切る場所に行きます。
晴明神社のすぐ南に、堀川に架かる現在の一条戻橋があります。川沿いの遊歩道に降りると、「相棒season8 特命係、西へ!」の場面そっくりの景色が飛び込んできます。実際は、「なぜこんなところで話をするのだろう?」と思ってしまうような場所ですが、ロケ地に選ばれただけあって、周りの雰囲気は絵になります。好きなドラマのロケ地を訪れて、そこで登場人物に成り切るというのも、なんだか「うふふ」な気分になります。
ちなみに、一条戻橋という名前の由来は、熊野の僧・浄蔵が父の訃報を聞いて紀州熊野から京都に駆けつけた時、葬列がちょうどこの橋の上を通っており、浄蔵が棺にすがって泣き悲しみ神仏に祈願したところ、不思議なことに父が蘇生したという伝説から戻橋と名付けられたそうです。そういうことで、「あの世」と「この世」をつなぐ橋とも言われています。
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一条戻橋下の堀川遊歩道
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一条戻橋下の堀川遊歩道
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「相棒season8 特命係、西へ!」の場面
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「相棒season8 特命係、西へ!」の場面

堀川通に来たならば、少し南に二条城があるのでそこに行きたいと思います。時間があれば「相棒season8 特命係、西へ!」のロケ地の六角堂にも行きたかったのですが、今回は世界遺産でもある二条城を見ておくことを優先しました。ここでの移動も時間の関係でバスを利用です。
二条城は、外濠に架かる橋を渡り東大手門を入ると、すぐに、遠侍の間、勅使の間、式台の間、大広間、黒書院、城書院からなる二の丸御殿が見えてきます。二条城は城といっても大きな天守閣があるわけもなく、この二の丸御殿がメインとなります。ここの大広間は、徳川慶喜が諸藩の重臣を集めて大政奉還を発表した歴史的な部屋でもあります。各部屋を見ていくと、激動の幕末の幕府側の流れがここで流れていたのだなぁという感慨にふけることができます。
二の丸御殿の外は、二の丸庭園となっており、静かなたたずまいです。二の丸庭園を抜けると、内濠が現れ、そこに架かる東橋を渡って本丸に入ります。ここも平屋の建物だけで、しかも中には入ることはできません。本丸庭園を横切り天守閣跡に登ってみましたが、天守閣というにはそれほど広さがない狭い跡地です。
帰りは、西橋で内濠を渡り、清流園のほうから東大手門の方に戻りましたが、桜林のある反対側から戻るルートもあります。季節季節によって楽しめる方で戻るのがいいのでしょうね。
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二条城・東大手門
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二条城・二の丸御殿車寄
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二条城・二の丸御殿大広間
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二条城・二の丸庭園
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二条城・二の丸庭園と二の丸御殿黒書院
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二条城・天守閣跡からみた西橋と内濠
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二条城・天守閣跡から桜林方面内濠
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二条城・西橋
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二条城・加茂七石
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二条城・東橋と櫓門

二条城を見た後は、すぐ南にある神泉苑を見ておくことにします。神泉苑には、赤い太鼓橋があって、そこもドラマのロケに使われると聞いていたからです。行ってみると思っていたより狭いところで、ドラマで赤い太鼓橋が出ていた場面の記憶となかなか重ならないのですが、ドラマの録画が手に入れば検証してみたいところです。
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神泉苑・鳥居
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神泉苑・法成橋

これで、今回の京都ぶらりひとり旅の時間がなくなってしまいました。この後、タクシーで京都駅に戻ったのですが、西に少し歩けばJR山陰線の二条駅があるのを忘れていました。二条駅のロータリーは「京都地検の女」でもよく出てきたロケ地でもありますし、二条駅そのものが木製アーチで見所ありだったのに、本当に惜しいことをしてしまいました。
今日歩いた距離は、北野天満宮までの5.8kmとあわせて、9.1kmとなりました。一日目の歩いた距離を加えると、なんと24.6km!!! よくぞ歩いたものです。ダイエット効果大を期待しちゃいます。
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晴明神社~一条戻橋
(0.6km)
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二条城~神泉苑
(2.7km)

最後に、今回撮影した鉄道関係の写真です。
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こだま639号・700系
(三河安城駅)
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特急はしだて3号・287系
(嵯峨嵐山駅)
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嵐電・モボ101型101「井筒八ツ橋号」
(嵯峨駅西踏切)
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嵐電・モボ101型105「右京区制80周年号」
(嵐山駅)
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嵐電・モボ101型101「井筒八ツ橋号」
(嵐山駅)
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嵐電・モボ621型623「映画村号」
(嵐山駅)
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嵐電・モボ631型631「江ノ電号」
(帷子ノ辻駅)
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嵐電・モボ611型613「梅電車号」
(北野白梅町駅)

今回も楽しくて充実した、ぶらりひとり旅でした。こういう旅が出来るようになったのもありがたいことです。できれば桜の季節にまた来てみたいと思います。日帰りでも充分な距離ですので、構えずに気軽に京都を楽しみたいと思います。
【関連エントリ】
「京都・東山花灯路と観梅」ぶらり旅・その1 ~七条通を東へ~
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「京都・東山花灯路と観梅」ぶらり旅・その3 ~梅の花を愛でる~
過去の京都ぶらり旅
新緑の東山、京都ぶらり旅
「京都・嵐山花灯路」のぶらり旅
新緑の京都ぶらり旅・その1 ~小雨の東山を歩く~
新緑の京都ぶらり旅・その2 ~衣笠・きぬかけの路を歩く~

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