子供の世界は・・・

上のふたりの娘と話をする、最近は私もそういう時間は多くはなってきたのですが、奥さんは一日顔をあわせているので、私などとは比べ物にならないくらいそういう時間を持っています。
たまにその話の内容を奥さんから聞いたりするのですが、娘が学校に行きたくなくなる気持ちもわからぬではないなと思う話が多いですね。
クラスには必ず何人かは、自分の好きな子とは仲良くするが、気に入らない子に対しては異常に毛嫌いする子がいるそうです。
それはそれで、子供とはいえ人と人、好き嫌いはありますよね。
でも、その気にいらない子に対する態度と、好きな子に対する態度とはまったく違うそうです。
気に入らない子に対する態度はいじめと言ってもいいくらい。
そして、また情けないのは、そういう態度を注意すると今度は自分が標的になるからといって、まわりの子達はその子にあわしてしまうそうなんです。
上の娘はいじめられた経験から、そんな人間関係にいやけがさし、真ん中の娘はクールな目で距離を置く人間とそうでない人間というふうにクラスの子達をみています。
「人を差別したり、いじめたりしたらダメだよ。」
「いじめとかいけないことはきちんといけないと言うんだよ。」
と子供たちに説いても、
「おとうさんや、おかあさんのいうことはわかるけど、クラスってそんなに甘いものじゃないよ。そういうことしていたらやっていけない。」
だとのたまうのです。
子供の頃から、自分勝手で身勝手なヤツがいて、そして正しい正しくないの判断をせずにそいつの話にあわせて事なかれ主義をとる。
先生も
「うちの学校、クラスには何も問題はない」
ということを自慢される。
こういう中で育っていく子供達の将来はどんな社会なんでしょう。
私は自分の老後が違う意味で心配になってきました。
「うちのおとうさん、おかあさんのことを友達はすごく厳しいって言うよ。
でも、いろいろ話を聞いてくれるし、何かあるとすぐに動いてくれる。
みんなのおとうさんやおかあさんは、厳しくないけど何もしてくれないみたい・・・。」
親も子供を育てて自分も育っていく。
私達夫婦はそう思って真剣に子供と向き合っているんですけどね・・・。
そうそう、今日終業式だったのですが、上の娘は元気に出かけました。
クラスのみんなが心配してくれて、話しかけてきてくれたことが嬉しかったようです。
さてさて、新学期はきちんと行ってくれるのでしょうかね。
まぁ、別に行きたくないなら行かなくてもいいくらいの気持ちで見ていますけどね。
親も不完全。
子供も不完全。
だから言い合いもするし、ぶつかることもある。
そしてその中でお互いの愛情をだんだんとわかりあえて成長していくんだと私は信じています。
・・・・・・★
戦争の話題、あえて今まで何も書いていません。
本当は書きたくもないし、偽善者と思われるのもいやだし、触れたくもない話題。
しかし、毎日の新聞に載る写真といえば、空爆におびえる子供やケガをした一般人の人の写真ばかりで、やはりひとことふたことは言いたくなります。
戦争する方もする方だけど、反戦デモをしている人間の中にもテレビカメラに向かってVサインをしたりする若者もいたりします。
「おまえは何を考えてそういう活動をしているんじゃい!」
と心の中で叫んでしまいます。
目立つために反戦デモに加わっているのかと勘ぐってしまいます。
いったい、世の中、どうなってしまったのかいな・・・。
横山光輝のマンガが好きでその中に、
「マーズ」
「地球ナンバーV7」
「昆虫惑星」
というのがあります。
「昆虫惑星」と「地球ナンバーV7」は最近文庫本でも出ました。
「マーズ」という作品は、好戦的な地球人を監視するために地球に送られてきたマーズという少年が、最初は人間を信じて仲間と戦うのですが最後は人間の戦争をしあう愚かさを知って地球を消滅させるという物語です。
「地球ナンバーV7」という作品は、悪化する地球の環境に順応するために特別な力を持って生まれた人間たちを、普通の人間たちが殺して排除しようとする物語です。
彼らは、最後は地球を見捨てて宇宙に飛び立ちます。
「昆虫惑星」という作品は短編ですが、人間が兵器を作り続け最後には大地はミサイルの嵐と化し、わずかに生き残った昆虫の星となった地球を他の知的宇宙人が訪れる物語です。
まんざらSFの世界だけのお話じゃないように思えるのは私だけでしょうか。
大切なのは何か?
それは石油の利権でもなく、親○政権をつくることでもなく、力を誇示することでもないはずです。
大切なのは命、それを思いやる心。
それを第一に考えれば違う行動がとれたのではないかと残念です。
早く終わることを願うばかりです。

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