プロジェクトの精神・・・

たしか両親が折った折鶴がたくさんあったはずので、さがして関西学院大学か広島に送ろうとしたのですが見つかりませんでした。
もっと歴史を見つめて8月6日という日、8月9日という日を大切にし、バカなことはしないで欲しいと切に思います。
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NHKのプロデューサー、今井彰氏の講演の内容を読む機会がありました。
ご存知の方も多いと思いますが、「プロジェクトX」のプロデューサーの方です。
私、ここでもいつも書いていますように、気分の休まるサスペンスドラマなんかが好きで、実のところ、「プロジェクトX」はあまり見ておりません。
どうせNHKがあるプロジェクトの成功例を成功者に光をあててドラマ風に脚色し作っているのだろうという偏見も少しありました。
しかし、講演の内容を読み、今井氏が「プロジェクトX」で伝えたかった内容と熱意を知り、その裏側にある苦労や真実を知るにつれて、やはりこの番組は噂通りのすごい番組なのかといまさらながらわかってきました。
見ていらした方々にとっては「何をいまさら」というかも知れませんが、今井氏のおっしゃっているように「日本という国は、中央に現れた政治的なスーパースターが、ぐいぐい引っ張って来たものではなくて、中小企業と地域とそこに働くサラリーマンたちが、懸命に立ち上げてきた国」だということです。
事を成し遂げてきた人々は、報酬のためではなく、「人々に安いクルマを提供したい」、「北海道と本州を安全に行き来させたい」、「早期にガンを発見して人々をガンから救いたい」、そういう思いでそれぞれのプロジェクトを必至にやってきたのです。
そして、そういう人々に限って、その役目を終えると自ら表舞台から去り、人々に知られない存在となっているのです。
それが中島みゆきの「地上の星」の歌詞になっているそうです。
「風の中のすばる 砂の中の銀河 みんな何処へ行った 見送られる事もなく」
「地上にある星を誰も覚えていない 人は空ばかり見てる」
「地上の星は今、何処にあるのだろう」
我々もそうですが、社会の役にたちたい、何かを残したい、そういう思いで仕事がしたいといつも思っていますが、なかなかそういう仕事ばかりできません。
ましてや管理部署などにいると、自分の目標を見失ってしまっています。
この「地上の星」という曲は、ヤマハに断られた今井氏が「プロジェクトX」の思いを中島みゆきに直接手紙を書き綴って、はじめてその番組のために書き下ろした作品だそうです。
(他にも中島みゆきの歌を主題歌に使っている例がありますが、それはそのために作ったものではなくて、すでにあったものを使っているケースばかりなんだそうです。)
中島みゆきがその手紙に感動して、「無名の人々の光を歌にして下さい」という注文をうけて、実在の方々の人生に尊敬を込めて作った歌なのだそうです。
日本は、会社で働く人々が世界のどこも考え付かないものを思いついて、その開発に果敢に取り組んで市場を切り開いていき、さらに世界の誰もが思いつかないうちに、また一歩先に進んでいくという事で、日本人は戦ってきたのではないかと今井氏は言っています。
ところが、日本のこの10年はテーマを見失い、日本の社会、企業に蔓延したのは悪しき成果主義と言ってみえます。
私も、普段は成果、成果と追い立てられていますが、その影響か「人」が見えなくなってきています。
同じ夢と目的に向かって「人」と「人」が力をあわせて何かを成し遂げる。
助け合う事もあれば、真剣に議論しあうこともある。
それが「プロジェクト」であり、それができるのが企業なのですけど・・・
感想はまだまだありますが、また続きは後日・・・。

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