期日前投票

明後日の日曜日は出かける用事があるので、今夜、家族で参議院議員選挙の期日前投票に行ってきました。
争点はいろいろあるけれど、政党や候補者の言う事の表だけを聞いていても、本質的な部分で自分の考えとあっているのかをよく考えないと、こんなはずじゃなかったとなってしまいます。
特に、耳当りの良い言葉は、要注意。
脱原発と言っている人は、ではその代替案はというと、自然エネルギーとしか言いません。
考えは正しい。できる限り原子力に頼らないほうがいいにきまっています。でも、自然エネルギーでまかなえるほど甘くもないのも事実。脱原発の実現の裏には、電力コストアップは避けられず、電気代は国民に跳ね返ると思います。それでも、脱原発をやろうと言ってくれないと、現実味がありません。こういうことを書くと誤解されそうな気がしますが、現状の日本の管理体制だと原発は非常に不安ですし、もしものことが起きたら取り返しがつかないということを考えると、火力発電への完全復帰等によるコストアップでの電気代値上げを伴う脱原発が当面の現実案かなと思っているのですが。
「格差の無い社会」を声高々に言っている人たちもいます。
「格差の無い社会」、とても耳当りがいいです。でも、よく考えると、頑張っても報われないということみたいにも受け取れます。頑張った人と怠けている人は、格差が生じて当たり前ですよね。もちろん、「格差の無い社会」はそういう意味ではなく、貧困の差がない社会制度の整った社会という意味だろうと思うのですが、基本は、頑張れば報われる社会であってほしいし、その中である程度の勝ち負けや格差が生じるのは当然なんだと思います。
消費税反対、TPP反対も、そういう考え方もあるのはひとつの判断として理解できますが、中には、国民受けするからそう言うことを言っているなぁと思える政党や候補者もいます。ましてや、「格差の無い社会」と「消費税反対」をセットで叫ぶ人は、うさんくさいと感じてしまいますし、「国民の生活が第一」なんて当たり前すぎて何をするのかさっぱり理解できないものもあります。それを本当に実現する手段を少しでも具体的に示してくれないと、私は信頼することができないのです。
耳当りのよい内容には裏があると考えて、それを本当に実現してくれるだけの施策を持っているのかと確認したうえで投票するのが大事だと思うのですが、残念ながら、そういう部分まで踏み込んだ主張を聞くことができる機会が少ないのが現状のような気がします。一見正しいことに疑問を呈すること自体、白い目で見られてしまい、まともな議論もできないことが多いですね。
基本的には間違っていないこと、国民にとっては耳当りのいいことに反論することほど難しいことはありません。
しかし、良いことだけを鵜呑みにせず、別のところで大きな負担を強いられることがあるということを自分の頭で考えていくということが重要なんだと思います。
そういうことをよく考えて大切な一票を投じましょう。

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