仕事でも、子供の教育でも、相手の事を思ってより高く育てようとするあまり、相手を追い詰めてしまうことがあります。
もう少し視野を広げて欲しい、見る視点を変えて欲しい、そう思って相手にわかってもらおうとすると、ついつい熱がはいります。そうすると、言う事がくどくなるし、口調も厳しくなります。
相手が前向きに受け取ってくれればいいのですが、自分はダメだと思い込んでしまったり、自分にはできないと諦めてしまったりする心があると、その指導や忠告は苦痛でしかないのですよね。
人をしかるとか育てるとかいうことは、本当に難しいことです。
「何故出来ないんだ」という苛立ちや怒りを抑えて物申すのは、なかなかできるものではありません。
少しでも油断すると、相手が卑屈になり自信をなくし、最悪の場合は心を病んでいく。自分の至らなさが、相手の人生を大きく狂わせることもあるという怖さの中で、会社生活も家庭生活も営んでいる。意識していても、感情をコントロールできないことのほうが多いものです。
地位や立場が相手より上位にある人は、そういうことを日々立ち止まって振り返ることが絶対に必要です。
相手のためではなく自分の感情で接した態度はなかったか?
相手の心にナイフを立てるような言動をしなかったか?
力や地位や立場の上位の人になればなるほど、そういう事が重要になります。自分の持つ相手への影響力をきちんと自覚しておくことが大切です。
威張っていたり、傲慢であったり、人を蔑んだりする人間は美しくありませんし、かっこよくもありません。
あるいたたまれない事件で思ったことですが、自分への戒めでもあります。
振り返ること
徒然の思い

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