映画「サイド バイ サイド 隣にいる人」

この映画も、新作映画のDVDが1週間100円だったので借りてきました。これは寝る前に観る映画ではありませんでした。淡々と静かに進むので、気を抜くとふと意識がなくなっていて見直すことが数回ありました。正直言って、よくわからない難しい映画でした。景色や珍しいカメラワーク(人を中心から左右にずらした構図など)など、映像としては興味深いところがたくさんありましたが、肝心のストーリーはとてもわかりにくいです。最初は、未山には特別な霊感があって、生霊が隣に見えたり霊的なことの相談に乗ったりしている人ということで認識していたのですが、莉子が出てきたころから、誰が現実に生きているのか、誰が霊なのかよくわからなくなりました。未山が湖のほとりで現れた男に「ちょうどよい時期だ」と言ったあとに詩織や莉子の前から姿がなくなったことも、そんなことを思わせられます。未山がいなくなったのに、何事も無かったように生活する詩織たちを見ていると、最初から未山はいなかったのかもと思ってしまいます。美々の表情に少し不気味なところもあるので、美々が一番真実が見えていたのかもしれません。未山が過去に莉子をエスカレータで突き落としたことや二人の関係もよくわからないままで、観終わった後にこの映画は何を伝えたいのだろうかという疑問だけが残ってしまいました。たぶん二度三度観てもわからないと思いました。ただ、人が自分の隣にいる優しさや安心感というものは伝わってきました。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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