映画「きみの瞳(め)が問いかけている」

高由里子が主演ということで観てみました。吉高由里子が明るくて愛くるしくて、それを観ているだけでも価値がある映画でしたが、ストーリーもしっかりと泣かせてくれる内容でした。いくら人を死なせてしまったからといって、ワルだった男があそこまで改心できるのかとか、今優しい人間になっているならなぜ過去にあそこまで人を傷つけることができたのかとか、塁の人物設定に都合の良さを感じる部分はあるものの、話のつながりとしてはとても良くできていると思いました。逆に、塁のその二面性みたいなものを横浜流星はよく表現できていたと思います。明香里の目の障害の原因が実は自分に合ったと知ってからの塁の苦悩と覚悟も切ないくらいに伝わってきましたし、ふたたび明香里と偶然に出会って戸惑う姿もとても良かったと思います。吉高由里子も可愛いだけではなく、両親の死が自分の責任だと責めて目が見えないことを受け入れて明るく努めて健気に生きている姿、塁を信頼していく姿、目が治ったあとの生き生きした姿、塁が近くにいることがわかって見つけ出そうとする姿、それぞれの心情がとてもよく伝わってきました。最後はそのまま幸せに暮らしていってほしいと願うばかりの幸せな終わり方でした。とてもいい映画だったと思います。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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