この映画は2006年公開で18年前の映画です。「いま、会いにゆきます」と同じように、微笑ましい優しい恋が描かれ、最後は悲しい結末にもかかわらず、相手の優しさによって残された人間が前向きな気持ちで終わる良い映画でした。18年前なので、玉木宏も宮﨑あおいもとても若くて新鮮です。病気による死にかかわる映画は今は観たくないと思っていたのですが、この映画にはそういう要素がありました。「いま、会いにゆきます」の市川拓司原作ということで、そういうことは想像できたのかもしれませんが、借りたDVDが手元にあったので観てしまいましたが、しかし、結果的には観て良かったです。誠人が静流に会うためにクリスマスにニューヨークを訪れたところから始まりますが、物語はその6年前のふたりが大学に入学した時に戻って始まります。今では想像できない玉木宏の少し奥手な優しくて純真な誠人、まるで子供のように可愛くて天真爛漫な静流の恋心を観ているだけで、心がほっこりしたり笑えたり、とても心を元気にさせてくれる映画でした。登場人物にも嫌なヤツは一人もいなくて、大学生活ではこういう友人との付き合い方をしていればなぁと思わせてくれました。ラストは思いがけない悲しい結末ですが、それでも悲しいというよりも、ふたりとも良い恋ができてよかったねと思える内容でした。それと、二人の趣味がカメラということで、映し出されるカメラ機材、撮影シーン、現像シーン、静流の個展の写真などもとても興味深かったです。とてもいい映画でした。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。





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