最初は浅はかながら浅田次郎の作品と知らず、伊東美咲を見てみたくなったのとコメディーを観てみたくなったということで、この作品を手に取りました。観てみると最初は、久しぶりに見る伊東美咲の美しさに見とれていましたし、西田敏行が伊東美咲に変化するという面白さ、現世に戻る理由と真実などで楽しんでいたのですが、そのうちに親子の切ない関係がだんだんとわかってきて、最後はもうたまらずに泣いてしまいました。大人たちの行動にはいろいろと突っ込みたくなることが多く、子供たちの方がおとなだなぁと思わせられました。大人の中では、極道の武田や市川が一番まともじゃないかと思うほどでした。最後は、椿山は地獄に行かされるのではないかと思いましたが、死んだ椿山の父も含めて全員が天国への階段を登っていくところで終わり、原作とは少し違う終わり方になっていたようです。自分が死んだあとどういうことになっているのか、知りたい気持もあり、知りたくないという気持ちもありますが、できれば思い残すことなくそのまま死ねる人生にしないといけないなという気もしました。2006年の古い映画ですが、心に響く良い映画でした。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。





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