映画「映画 イチケイのカラス」

昨年1月公開の映画で、テレビドラマの映画版です。今年の1月にテレビで地上波初放送されています。イージス艦と貨物船の衝突事故と、貨物船船長の妻が防衛大臣鵜城を切りつけた事件から話は始まりますが、そのスケールの大きい出来事から、本筋の事件はある町にある工場の土壌汚染問題に移っていきます。確かに二つの事件は絡んでいるものの、その重要性やスケール感の違いにやや違和感は感じました。しかも、衝突事故の真相究明はあっけなかった感じがします。しかし、全体としてはとても楽しめる映画で、町と工場の関係や、真実を追求することに悩む弁護士や、権力と闘う裁判官等のいろんな要素がうまく描かれていました。最後の判決の後にも回収されていなかったいろんな疑問(月本を殺した犯人とその動機、小早川輝夫は町の人間なのになぜ訴訟原告を坂間に紹介したのか等)は、月本が死んだ石段で入間から坂間に明かされる形で一気に回収されました。テレビドラマは観たことがありませんでしたが、竹野内豊と黒木華のコンビの良さも含めた豪華キャストで、とても楽しめる映画でした。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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