怖いもの見たさで観たいと思っていた映画なのですが、家の近くでは2週間で早々に上映が終わりましたので、少し遠いイオンシネマ大高で観てきました。
あらすじは、中古住宅に引っ越してきた3人家族が過去の住人である少女によって恐怖に陥るという内容ですが、その少女が徹底的に住民を不安に陥れるという不気味な感じではなく、行動には問題が多いものの、何らかの事情で歪んでいるだけで時折り萌花と心通わせて笑顔を見せるような無邪気な少女として描かれているので、思っていたほど怖いホラー映画には感じませんでした。むしろ、親子や夫婦の関係を考えさせてくれるような社会問題を含んだような映画でした。特に父親は外向けと内向けの考え方が異なっており、家族のことよりも自分の考えや見栄を優先するような父親で、昔の自分を思い出してしまいそうな父親ですが、今の私にはどうしようもない父親に見えます。だから、先妻は心を病んでしまうし、子供もちーちゃんに引き込まれて毒娘になってしまいそうになるのだろうなと思ってしまいました。
映画を観た後に一緒に行った長女が、「私たちはあんなふうにならなかっただけいい子供だねぇ」と言った言葉にこの映画に潜む問題を見ることができるような気がします。怖いホラー映画ということでは期待外れでしたが、家族の幸せな姿とはどういう形なのかを考えるにはいい映画だったかなと思いました。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。





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