最初は、日米首脳会談についてのニュースをみて、今の状況であんな良好な雰囲気で終えてホルムズ海峡への強い要望がなかったことにほっとする感覚と、トランプの暴挙を伝えられなかったのかという失望の感覚を持ちましたが、その後、会談の詳細な内容がわかってくるにつれて、ホントに日本はしたたかな対応だったと感心する気持ちが高まってきました。私は言いたいことはすぐに口に出るし、筋論や原則論に走ってしまいますが、今回の会談は、相手の感情を抑えながら自国の利益を守りながら自分の考えや主張をうまく伝える技術というものを勉強した感じがします。特に、「平和と繁栄をもたらすのはトランプだけ」というのは、トランプを持ち上げているようで、本音は平和と繁栄はあなた次第なんだよ、ひとりでなんとかせい!ということを突きつけている皮肉として秀逸な言葉。うまく立ち回るこういう技術があれば、私ももう少し人間関係を保てたのかもしれないなと思いました。組織や個人のつきあいの中で外交能力があるというのはこういうことなのかも知れません。
外交のしたたかさ
世の中の出来事の話


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