今日は土用の丑。土用の丑といえば鰻を食べる日です。
食べる日といっても、どうしても食べなきゃいけないというものではないのですが、これもひとつの風物詩ですから、そういうのは大事にしていったほうが人生は楽しいです。
ところがです。
近くの焼肉店の半額セールが今日までとのこと。
早く行っておけばいいものを、最終日まで行かないでおいて今日になってどうしても行きたいと妻と娘たちは言う。
私は焼肉よりも鰻が食いたい。絶対に食いたい。しかも国産のうまい鰻を食いたい。鰻の方がぜったいに身体にもいい。それにもともと丑の日は「う」のつくものを食べるという風習なのだよ。それを平賀源内先生が精がつくように「うなぎ」を食べる日にしたのだよ。だから「や」のつくものを食べるのは、いくら精がつくからといって邪道なんだよ。
だから、今日は鰻を食おう!いや、我が家では食うべきなのだよ。
必死で説得するものの、そういう話は「安く焼肉を食べられる」という妻と娘たちの経済心理と肉食本能には何の説得力も持たないのは、火を見るよりも明らかでした。
今年の土用の丑はもう一日あるからなぁ・・、その日に食べりゃいいか、と敗戦濃厚で諦めかけたところへ、
「お父さんは鰻、私たちは焼肉でいいじゃない。」
という日曜日の夕食団欒における一家離散案を提案された。
それでいいのか?ということが頭をよぎったが、私は鰻を食える!ということで他の問題はすべて先送りとし、
「ああ、それがいいな!」
と和解してしまった。
というわけで私は、国産鰻を使って妻が作ってくれた鰻丼を、今夜はひとりで食べることになりました。
ああ、なんという夫思い、父親思いの家族なんだろう。
幸せだなぁ?。
ん?ちょっと待て。
これは、「幸せ」なのかぁ?
鰻 vs 焼肉
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