映画「ミッシング」

「湖の女たち」と一緒に観たかったので、両作品上映している「イオンシネマ長久手」に初めて行ってきました。

少女失踪事件の母親・沙織里が娘の美羽を必死になって捜すというストーリーですが、思っていたほど沙織里と豊の心情に入り込めませんでした。涙が出るシーンもありませんでした。沙織里の狂気的な言動や行動がどうしても自分とは一体化しませんでした。どうしようもなく何かに頼りたいという気持ちは十分理解できるのですが、その気持ちがあまりにも低いレベルで空回りしているようで、どうしても客観的であり傍観者的な視点で観続けてしまいました。自分がそうならないとは断言できませんが、どうしても沙織里の行動は愚かにしか見えなかったのです。

親の心情に寄り添うというよりも、こういう事件の警察の扱いや、報道の扱い、ネットでの誹謗中傷などの社会問題について考えさせられることが多かったです。この映画で伝えたかったことも、親の悲しみのお涙頂戴ではなくて、そういうことだったのだと思います。

最後、沙織里は少し現実と向き合う感じで終わりましたが、すっきりする結末ではなかったです。なお、パンフレットが厚い本のようで立派だなぁと思って中を見たら、シナリオが掲載されていたのは驚きでした。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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