映画「日本沈没」

今日は久しぶりに妻とふたりで、映画「日本沈没」を観てきました。
たまには妻と二人で映画もいいものです。ただ、前回の「いま、会いにゆきます」の時もそうでしたが、そういう時に限って私の心は乱れに乱れている時で、妻には申し訳ない時期にあたっています。今度は穏やかな気分の時に、一緒に感動で泣ける映画を観たいと思います。
日本沈没     2006年8月16日(水)MOVEX三好
「日本沈没」と言えば、私は1973年公開版も劇場で観ています。1973年というと計算すると高校生になったばかり頃ですが、彼女と観たというのではなくて男何人かで観たという記憶があります。さすがに詳しい内容は忘れてしまっています。小野寺役の藤岡弘、玲子役のいしだあゆみが何となく記憶があり、ラストはふたりの場面だったように覚えていますが、ストーリ上ありえないのかも知れません。よく覚えていません。
2006年版は、小野寺役が草剛、玲子役が柴咲コウ。田所はなんと豊川悦司(1973年版は小林桂樹)です。彼らが中心でストーリは流れます。
妻は、人の死がかかわる悲しい場面で涙を流していましたが、私は、話のスケールが大きいので人の死があっけなく流れてしまうことと、大きなストーリと個人に落ちるストーリのつながりの違和感に戸惑ってしまって、どうもそういうところでは感情移入ができませんでした。
この映画は泣かせ映画ではありませんが、私が唯一感動し泣ける場面だったのは、大地真央扮する危機管理担当大臣が、沈没を回避できたことを自ら演説するように関係者に促される場面と、その演説の中で小野寺と結城の死に追悼を表す場面。ここはさすがにうるっと来ました。
迫力あるリアルな映像、愛する人を救うために自らを犠牲にする愛、それは充分楽しめて感じることができる映画だと思います。作品としてみた場合は、もう少しいろんな意味での「重厚さ」があればよかったかなというのが私の感想です。

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