映画「AI崩壊」

この映画は微妙でした。偶然なのか2023年12月からスタートして、2030年の世界を描いているのですが、AIの発展度合いと社会と人間の発展度合いが釣り合っていないというか、AIというものが中途半端な理解で製作されているというか、最初から最後まで中途半端な感じを拭えない映画でした。この映画で伝えたいことはわからないでもないですが、もう少し専門家による監修をしっかりとしないと、AIはある意味危険なものという印象を与えるだけかなと思います。AIは膨大な情報の中から目的の情報を瞬時に探し出す能力は人間をはるかに上回ります。そのことと、意思をもってAIが自立するということは、また別の問題と私は思います。探し出した情報を人間的なインターフェースで会話的に人間に伝えることと、意思を持って情報を操作するということは、技術的に大きな違いがあると思っているからです。AIに依存する社会は好ましくありませんし、最終判断は人間が行うべきですし、そういう教訓は重要ですが、映画としてはそんな中途半端さや細部の設定の不自然さが目立ち、重さや現実感を感じない映画でした。感動や涙もまったくありませんでした。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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