この映画は気にはなっていたのですが、くだらない感じもしていて観るのをずっと後回しにしていた映画でした。しかし、観てみると、この映画はとても良かったです。前半はちえのくだらない死んだふりのアイデアが面白く、それをやっているちえの可愛さで笑いっぱなしでした。中盤は、佐野夫婦の危機を描くことにより、夫婦とは何かを考える機会を与えてくれます。そして終盤はもう泣きっぱなし。ちえとクリーニング店店主とのやりとり、ちえの父が倒れた病院での会話、そしてじゅんがちえにプロポーズした場所での会話、もうすべて感動でした。ちえの「私より先に死なないでほしい」というお願いも考えさせられます。最近、私も自分が先に逝くほうがいいかもなんてことを思う日々なので、ちえの気持がよくわかりました。残されたものの悲しみや寂しさは大きいですから。「人生には、上り坂、下り坂、まさかという三つの坂がある。人生には絶対に大丈夫なんてことはない」という言葉も響きました。また、「いろんな苦労を乗り越えたら、その時にふたりは夫婦になっている」という言葉も考えさせられました。いつも一生懸命でじゅんのことを大好きなちえを演じた榮倉奈々がとても素敵でした。この映画は私の中では上位にはいるくらいの素敵な映画でした。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。





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