映画「60歳のラブレター」

この映画はDVDを借りたものの、タイトルから熟年夫婦の愛や感謝の確認というちょっと退屈な映画かなと思って、積極的に観る感じではありませんでした。しかし観てみると、かなり感情を揺さぶられてしまいました。夫婦の関係ってなんだろうなとか、相手を思う気持ちはどういう形が理想なのだろうかとか、3組の異なった熟年カップルを観ながらいろいろと駆け巡る感情がありました。60歳どころか私は66歳。若い頃のような自分勝手で自己中心的なところは少し改善していると思っていますが、これから夫婦や家族とどう生きていくのが理想なのか、もう一度あらためてちょっと考えてみたいと思いました。後半の手紙や歌や、相手に思いを伝える場面ではけっこう泣かせてもらいましたが、ひとつ感情移入ができなかったのは、ラストのラベンダー畑のシーンでした。北海道で待ち伏せするとか、広いラベンダー畑で自分の書いた絵を見せたり見つけたりとか、ちょっと無理を感じさせる設定だったからです。最後だけに、そこがとても残念でした。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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