この映画は、1976年に公開された「オーメン」の前日譚を映画化したものです。1976年の作品は、アメリカ外交官であるロバートが死産した我が子のかわりに同じ時刻に誕生した孤児を養子として育てるというところから始まりますが、この映画は、その孤児(のちのダミアン)が生まれるまでの話となります。ストーリーはなかなか面白くうまく作られていたと思います。イタリア・ローマの教会で働くことになったアメリカ人女性が、教会の運営に疑問を抱き、悪魔の子に関する秘密を暴いていくという内容ですが、マーガレットの幻想なのか真実なのかわからない形で進んでいきます。結末は意外にもマーガレットが・・・ということなのですが、そのマーガレットが出産直前まで妊娠に気づいていなかったのは、その子が悪魔の子だったからなのか、そのあたりはちょっと理解がついていきませんでした。前日譚を描くのが目的ということで、観る者に恐怖を与えるという面ではそれほどでもなかったというのが正直な感覚でした。ただ、奥さんは、教会の組織に恐ろしさを感じたと言っていましたが、たしかに人を救う教会が、人々の信仰を集めるためには何でもやるという設定には恐ろしいものを感じます。見ごたえのある作品でした。1976年のオーメンをあらためて観たいと思ったのですが、私のいきつけのDVDレンタル店では扱っておらず、動画サイトもAmazonPrimeだけしかなく、しかも有料ということで簡単に観ることはできないようです。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。





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