映画「明日を綴る写真館」

予告を観て観たいと思っていた映画です。俳優生活60年(80歳)で初主演の平泉成の出身地である岡崎でロケされた映画です。

気鋭のカメラマン・太一は自分の撮った写真に満足しない日々を送っていましたが、そんな時に鮫島の撮った写真に心奪われて、鮫島が営む写真館に弟子入りをします。そこで鮫島の仕事を見て写真を撮るということはどういうことかを悟って行くというストーリーです。

結論から言うと、とてもいい映画で、鮫島が息子の演奏会に間に合わなかった時の思いとか、太一がカメラマンになるきっかけとなった”音のする”写真が父親の撮った写真で母親・冴絵が被写体だったとか、桜が本当は結婚式をあげてウェディングドレスを着たかったとか、そんなそれぞれの思いがとても優しくて暖かくて、後半はずっと涙を流しながら観ていました。年をとると涙もろくていけません。

写真撮影が趣味と言っている私ですが、写真に対する思いも勉強になりました。鮫島の「写真には撮った人間の姿や思いが表れる」という言葉は、何を撮りたいのか、何を伝えたいのか、そういう撮影者の思い無くただ美しく撮っただけの写真は人の心を打たないのかもなぁと考えさせられました。人と絡むことが好きではないので、人物も撮れないのだと思います。

知っている場所も出てくる映画で親近感もわく映画でしたが、そんなことがないとしてもとてもいい映画でした。人の優しがあふれている映画はやっぱりいいです。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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