映画「バケモノの子」

今年、劇団四季が9月から名古屋公演している「バケモノの子」の原作アニメーション映画です。きっと感動するよと聞いて観てみました。

この世には人間の世界とは別にバケモノの世界があり、人間界の渋谷とバケモノ界の渋天街が通路によって結ばれています。両親が離婚し、父はどこにいるかわからず、母は死んでしまった少年・蓮はひとりで生きていますが、ある日、渋谷でバケモノと出会ってバケモノの世界に迷い込んでしまいます。バケモノの世界では渋天街の宗師が神に転生するということで、次の宗師選びにはいっています。候補のひとりである熊徹は、腕力はあるものの人望がなく弟子もいませんでしたが、名前を名乗らない蓮を九太と名付け自分の弟子とします。数年後、九太は人間界で楓と出会い、熊徹は宗師の座をかけて猪王山と闘うのですが・・・というストーリーです。

すぐにこの声は誰かがわかるほどの有名俳優を揃えた声優陣です。それだけで引き込まれて行きます。前半は熊徹と九太の心が近づいていく様子が、微笑ましく、面白く描かれて行きます。多々良と百秋坊のからみも癒されます。後半は、ぐっと雰囲気が変わって、人間界での九太と一郎彦の戦いとなり、その迫力と、熊徹の九太への愛情と献身が心にぐっと来てジーンと涙が溢れてきます。戦いに挑むために人間界に行く時に、九太が多々良と百秋坊に感謝の言葉を述べるシーンも泣けました。

「ふたりだとなんとかなる」とか、誰もが持っているだろう「心の闇」の静め方なども心に残るシーンでした。

熊徹の行動が切なくて泣ける終盤でしたが、最後はみんな笑顔でハッピーエンドに終わるのは、観終わった後の満足感につながりました。最後を締めくくるMr.Childrenの「Starting Over」もとても良かったです。良い映画でした。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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