映画「約束~名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯~」

1961年(昭和36年)に三重県名張市で起こった「名張毒ぶどう酒事件」の犯人として投獄され、無実を訴え続けていた奥西勝死刑囚の半生を描いたドキュメンタリードラマです。当時の取材映像も多く使われています。東海テレビ制作で2012年にテレビ放送され、2013年に再編集されたものが映画として公開されています。今回、仲代達矢追悼番組として放映されたものを観ました。

この映画を観て、警察や検察、裁判所の恐ろしさをあらためて感じてしまいました。一度有罪とした判決の壁はいかに高くて無慈悲なものかということが絶望的な思いでのしかかってきました。事件の真相は今となっては闇ですが、奥西氏の残したものや客観的な証拠からは、死刑という結果にするには大きな疑問が残ることは事実のようです。権力を持っている人たちは、メンツにこだわらずに冷静に客観的に人権意識を持って正しい判断をしてくれることを望みたいと思います。地元地方局の東海テレビの長年の取材の執念と、仲代達矢、樹木希林といった実力俳優によって、とても貴重で重厚な作品だったと思います。

詳しい感想や映画情報に興味のある場合は下記ホームページをご覧ください。

定年後男の趣味三昧/映画/約束〜名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯〜

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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