映画「プリンセス トヨトミ」

綾瀬はるかと堤真一ならば面白いかもと思って観てみましたが、大きな期待外れの映画でした。綾瀬はるかがプリンセストヨトミかと思い込んでいましたが、それも期待外れで、ただのおせっかいな職員でしかありませんでした。話の規模は壮大で歴史を感じさせるもののはずなのですが、その話があまりにも非現実的で緻密さや説得力が無い。大阪国という存在も面白いのだけど、大阪中の人間を動かせる総理大臣が大阪弁もしゃべらず威厳も乏しい。動きも軽率で、トヨトミの末裔がさらわれたと誤解し集結の瓢箪が大阪中にあふれて町には誰もいなくなる。でも、大阪国のことを知っているのは全員ではないはず(総理の言葉にもある)だし、大阪という大きな街なのだから大阪人以外もたくさんいるはずなのに、なぜ町に人がひとりもいなくなるのかが極端すぎ。ここまでするならば真面目な話は織り込まずに、「翔んで埼玉」みたいにすべてをバカバカしく描いた方が受け入れやすかったと思います。誰かわからない、本人も知らないプリンセストヨトミを、大阪中の人が太閤さんを慕うとしても現実的に守ろうと思うのでしょうか。そしてなぜプリンセスでありOJO(王女)なのか、まじめに考えれば疑問ばかりで、この映画の世界に入り込むことはできませんでした。大阪の方はこの映画に心掴まれたのかどうかも知りたい気がします。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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