昨日、「兄を持ち運べるサイズに」を観た後、ちょうど引き続いてこの映画が上映されることを知って、「兄を持ち運べるサイズに」を観終わったあとにすぐにスマホでチケットを購入して観てきました。「兄を持ち運べるサイズに」と同じスクリーン、同じ席でした。
「佐藤さんと佐藤さん」と、ちょっとコメディチックなタイトルなのですが、内容は現実の厳しさを見せつけられるちょっと重い映画でした。恋人同士のふたりが、男・タモツ(宮沢氷魚)の方が司法試験に落ち続け女・サチ(岸井ゆきの)の方が先に司法試験に受かり弁護士となる心理的および経済的格差、そんな関係の中で生まれた子供に対する子育てや家事の分担、その結果として出てくる考え方の違いによる亀裂を深めていきます。最後はサチだけ一方的にかなりつらい結末となっていることだけは納得のできないところでした。最初から最後までそんな現実の問題が描かれて正解も示されません。
自分のことは脇に置いて、客観的に冷静に判断するならば、男は自分の男という立場や責任感が相手への威圧になり支配になっているのだろうということ。そして、男女とも、相手の立場で想像して考えて思いやることの限界があるのだろうということ。そんな難しいことが頭を巡っていろいろと考えさせてくれる映画でした。
詳しい感想や映画情報に興味のある場合は下記ホームページをご覧ください。

定年後男の趣味三昧/映画/佐藤さんと佐藤さん
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。





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