映画「友罪」

けっこう重い映画でした。それぞれの登場人物が辛い自責の念、後悔の念を持っており、これからの生き方に悩む姿が描かれ、そこに笑いや喜びの感情はありません。しかし、その中で同じ感情を持つからこそ友情や愛情を育む心も芽生えてくる。でも、そういう生き方は社会は許さない。何が正解なのか、自分ならば加害者としても被害者としてもその家族としてもどういう感情になってしまうのか、それもわかりません。一度過ちを犯して自分を責めて後悔する人間は幸せに暮らしてはいけないのか、そういうことも考えさせられます。私も子どもたちに対して自責や後悔の念をたくさん持つ身なのでいろいろと考えさせられました。犯罪者の更生を優先して娘に十分な愛情を注げなかった弥生が娘に言う「子供はとてつもない喜びをくれるわ」という言葉が、今更ながら自分の身にも深く響きました。映画は面白いだけが映画ではなくて、こういう映画も大切にしないといけないなと感じました。

上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。また、ネタバレの記述もありますのでご注意ください。

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