読書の感想

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小説「星降り山荘の殺人」

正月用に買った小説ですが、長編なのでなかなか手に取ることは躊躇っていました。しかし、医療機関の待ち時間と、足の指の骨折の療養時間を使ってやっと読み終えました。会社で上司に手を挙げて配置転換になり、スターウォッチャー星園詩郎の付き人になった杉...
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小説「お探し物は図書室まで」

正月用に買った小説です。正月には読むことができませんでしたが、やっと読むことができました。2021年本屋大賞の第2位、という作品です。仕事や人生に悩む5人が、羽島コミュニティハウスを訪れたことをきっかけに、図書室の司書・小町さゆりと出会いま...
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小説「神様のレストランで待ち合わせ」

正月用に買った小説です。「ここは人生の最後にもう一度会いたい人と待ち合わせをするレストラン」「読み終わったあと、世界が少し愛おしくなる」というフレーズに興味を惹かれて購入しました。第7回文芸社文庫NEO小説大賞の大賞受賞作品です。舞台は、人...
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小説「双孔堂の殺人 ~Double Torus~」

「眼球堂の殺人」が面白かったので、堂シリーズ第2弾である「双孔堂の殺人」を読んでみました。「双孔堂の殺人」は、謎解きは「眼球堂の殺人」と同じく数学者・十和田只人が中心ですが、主人公は、警察庁警視・宮司司となっています。宮司の妹・百合子は十和...
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小説「湖畔のテラス」

通院時の診察待ち時間で読もうと思って本棚を眺めていて選んだ文庫本です。買った記憶が消え去っているので、いつ、誰が買ったのかわからない本です。発行日から判断すると20年近く前に買ったものだと推察されます。作者の赤川次郎は、私の年齢では「セーラ...
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小説「眼球堂の殺人 ~The Book~」

周木律の堂シリーズ第1作です。友人に面白いと教えてもらったので、読んでみました。放浪の数学者・十和田只人とジャーナリスト・陸奥藍子が、天才建築家・驫木煬の邸宅「眼球堂」に招かれて訪れるとことから物語は始まります。邸宅に招かれたのは各界の天才...
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小説「焼けた釘を刺す」

くわがきあゆは、「レモンと殺人者」「復讐の泥沼」が面白くて注目している作家ですが、10月にデビュー作である「焼けた釘を刺す」の文庫版が出たので読んでみたいと思って買っていたものです。親本は2021年10月発売の「焼けた釘」で、2021年の「...
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小説「有限会社さんず スーサイド・サポート・サービス」

長女と書店に行ってふたりで文庫本を物色している時に、面白そうだねと見つけたものです。自殺を考えている人の前に2次元コードが書かれた名刺大の紙が届けられます。その2次元コードでアクセスできるサイトは、自殺幇助業者「有限会社さんず」。自殺幇助を...
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小説「幸せな家族 そしてその頃はやった唄」

これも長女が買っていた本です。1990年の作品の復刻文庫となります。保険会社のCMキャンペーン「幸せな家族」のモデルに選ばれた中道家は、父・勇一郎、母・由美子、長女・一美、長男・行一、次男・省一の5人家族。しかし、写真家である父は仕事を理由...
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小説「わたしの美しい庭」

これも長女が買っていた本で借りて読みました。 親子ではないけれどもマンションの一室で一緒に暮らしている翻訳家の国見統理と小学生の百音、その隣の部屋に住むゲイの井上路有、恋人を亡くして20年以上経っても忘れることのできない同じマンションの高田...
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小説「隣はシリアルキラー」

長女が買っていた本です。タイトルが面白そうだったので本棚から選び、通院付き添いで待っている間に読み始めました。会社の寮に住んでいる神足友哉は、深夜に隣室から聞こえる不気味な物音で起こされるということから話は始まります。神足は隣人の徐浩然(ス...
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小説「復讐の泥沼」

「レモンと殺人鬼」が面白かったので、薬師丸ひろ子と伊藤蘭のコンサートの開場待ちの時間を利用して「くわがきあゆ」の次作であるこの作品を読んでみました。「このミス」大賞・文庫グランプリ受賞作です。日羽光と森岡颯一は、一緒にいる時に古民家カフェの...
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小説「レモンと殺人鬼」

長女と書店に行った時に、面白そうだったので買ってきました。大学に勤める派遣社員の小林美桜の妹・妃奈が遺体で発見されて、妃奈の部屋を美桜が片付けるところから物語は始まります。マスコミは妃奈が保険金殺人をしていたかもしれないということで妃奈を加...
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小説「#真相をお話しします」

長女と一緒に書店で文庫本を見ていた時に見つけた作品です。最初に私が面白そうじゃない?と言ったら長女も興味を持っていた作品だったので、買って読むことにしました。買った時には気付かなかったのですが、下記5作品の短編集でした。①惨者面談(小説新潮...
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小説「余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話」

Netflixで6月27日から映画配信ということを聞いて、映画を観る前に原作小説を読んでおこうと思って急遽買って読みました。 心臓病で余命一年を宣告され生きる気力を無くしていた高校生の早坂秋人は、通院先の病院で、絵を描く同年代の少女、桜井春...
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小説「カケラ」

娘が買った本で、「まだ読む時間がないので先に読めば」と貸してくれました。今日の通院の順番待ちの時に読みだして、寝る前には読み終えました。ある田舎町で、大量のドーナツに囲まれて女性(吉良有羽)が自殺したというところから始まります。美容クリニッ...
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小説「傲慢と善良」

この作品は今年の9月27日に映画化公開ということで、事前に読んでおきたかったので読みました。ちなみに映画は、藤ヶ谷太輔と奈緒が主演です。ストーリーは、西澤架の婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消すところから始まります。第一部では、真実を探しながら...
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小説「むかし僕が死んだ家」

東野圭吾の作品は、ミステリーというよりもヒューマンミステリーという感じが強く、少し距離を置こうかなと思っていたのですが、先日書店で見つけてタイトルに対する興味だけで買ってしまいました。内容は、"私"が、幼い頃の記憶や思い出のない7年前に別れ...
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小説「イニシエーション・ラブ」

映画を観て、原作である小説はどういう表現で読者を騙していたのかを知りたくて読んでみました。小説は文字だからこそ、よけいに騙されるということがよくわかりました。映画ほどのオチが明確ではない(最後の2行のみ)ので、読み終わると「えっ?どういうこ...
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小説「ヨモツイクサ」

娘たちが面白いというので、末娘に借りて一気に読みました。北海道の「黄泉の森」という、昔から決して入ってはいけないと言い伝えられるところが舞台です。その「黄泉の森」を大手ホテル会社が開発するということになり、そこの工事関係者が行方不明になりま...
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小説「六人の嘘つきな大学生」

今年の11月に映画化されるというので、読んでみました。タイトルからして面白そうだなと思わせてくれる作品です。映画の出演者の写真が印刷された帯の版も売っていましたが、長女の意見も聞いてあえてその写真の無い帯の版を選んで買ってきました。あらすじ...
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小説「十角館の殺人」

500ページ近くある長編ですが、長さを感じないほど面白くてあっという間に読んでしまいました。ストーリーは、十角形の館の建つ孤島に訪れた推理小説(ミステリー)研究会の大学生7人が連続殺人事件の被害者になっていくという内容です。その孤島は十角館...
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小説「赤い指」

この小説も2016年に入院していた時に1日で読み切った作品です。この「赤い指」は印象深く、ドラマでも観たことがあったので、おおまかな内容は覚えていました。今回、車のタイヤ交換の待ち時間を使って再度読み切りました。私が東野圭吾の作品が好きな理...
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小説「ダイイング・アイ」

娘の試験送迎待ちの時間を利用して一気に読みました。この文庫本は2016年の入院中に買って読んだ(2016年9月12日~13日)ので読むのは2度目になるのですが、内容の詳細はほとんど忘れていましたので、新鮮な気持ちで読むことができました。この...
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小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」

2日で一気に読みました。謎解きの主人公は、元マジシャンの神尾武史、その相棒は姪の真世という新しいコンビです。被害者は、真世の父であり武史の兄である元教師の英一で、容疑者は英一の元生徒たちであり真世の友人という設定です。武史の神がかり的な推理...
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小説「変な家」

雨が降ってヴェルファイアの洗車とワックスがけが延期となりましたので、長女に借りた「変な家」を読みました。なるほど、娘の言っていたことはそういう意味だったのねと納得できました。読んでから観るか、観てから読むか、難しいところです。読後の感想を下...
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【小説】「ホテルローヤル」

実は、昨日今日と風邪なのか体調を崩しています。普段はなかなか読書をしたくてもまとまった時間をとれないのですが、そういう理由で少しまとまった時間をのんびりと過ごすことができましたので、読みたかった本をまとめ読みしています。 ということで、今日...
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【小説】「永遠の0」

「永遠の0」は、2年前に友人から「きっと感動するから」と薦められていた作品でした。文庫本で575ページ、ハードカバーで445ページという長編ですが、読み始めると一気に昨日今日で読み終えてしまったくらい、ぐいぐいとひきこまれる作品でした。 佐...
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【小説】悪人

悪人   吉田修一 2007年4月30日発行 朝日新聞社 久しぶりに楽しめる本でした。 大きくも無い普通の大きさの活字にもかかわらず420ページという長編ですが、たった三夜で読み切ってしまいました。 タイトルが「悪人」、そして保険外交員であ...